借金の怖い取り立ては違法
よく映画やドラマで、借金の支払いが遅かったり滞ると、玄関で大声を出して騒いだり複数で家におしかけたり、ドアに張り紙をしたり会社に。
他にも押しかけるなどのシーンがありますね。
現実社会でそういう目に合われた方もいるようですが、これらは完全に違法行為です。
貸金業法ではサラ金などの貸金業者に取り立て禁止の行為が決められています。
これに違反をすると、2年以下の懲役または300万円以下の罰金が課せられます。
借金の取り立てにもルールがあるのですが、あまり知られていません。
取り立ての時間、午後9時〜翌朝8時までは禁止されています。
また借り主の会社に押しかけて、しつこく取り立てをする行為も禁止されています。
ドアや車に何かを貼り付ける嫌がらせももちろん違法行為です。
それに兄弟の借金を肩代わりする必要もありません。
借金を返すために他社の金融業者からの借金を強要したり、クレジットカードで商品を買わせて換金する行為も違法です。
無知なことをいいように悪用されているのです。
非常識な借金の取り立てで困った時は、弁護士・国民生活センター・金融庁、財務局・警察などに相談してみましょう。